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​なぞかけの種類

 なぞかけには次の2種類があります。

 

 A 発音でかかるなぞかけ

 

 「マラソンランナー」とかけて

 「曲がった松の木」ととく、

  そのこころは

 「走ら(柱)にゃならない。」

 

 B 意味でかかるなぞかけ

 

 「所得格差」とかけて

 「銀座の寿司屋」ととく、

  そのこころは

 「一握りがべらぼうに高い。」

 

 Aのタイプは、こころの部分において「走ら」と「柱」の2つが「ハシラ」という同じ発音でかかっています。

 それに対し、Bのタイプのなぞかけは、「一握り」という言葉が

 「ほんの一部分」という意味と「お寿司の握り1個」という意味の2つの意味を表しています。

 なぞかけには「発音でかかるなぞかけ」と「意味でかかるなぞかけ」の2つがあると覚えておいてください。

 

 発音でかかるなぞかけは、即興でつくりやすく、

 人前で声に出して発表する時にわかりやすく、けっこうウケます。

 「整いました~」でお馴染みのなぞかけを得意とするお笑い芸人のねづっちさん。

 彼がやっているのはこちらです。欠点としては、文字で読む場合に面白くないことが挙げられます。

 先の例でわかる通り、目で読むとオチが一発でわかってしまい

「それで、どうしたの?」という感想になってしまいます。

 

 意味でかかるなぞかけは、即興ではつくりにくく、

 人前で声に出して発表してもわかりにくいことが多いです。

 ウケないこともたまにあります。でも、文章として目で読んで「ウナる」のはこちらです。

 読みながら、「この言葉に意味がかかってオチになっているな」とオチを納得しながら楽しめるのです。

 

 私・安楽庵はブログ・メルマガ・ツイッターでは意味でかかるなぞかけを主に発信しています。

 しかし、発音でかかるなぞかけをつくれないのではありません。

 ネットという文字で表現する世界では、先にも述べた通り発音でかかるタイプは面白さが伝わらないと思い、

 発表していないだけです。

 フジテレビの「ペケポン」という番組では私・安楽庵のなぞかけが40回、川柳が120回放送されましたが、

 これらは全てオチが発音でかかるタイプでした。

 当サイトではなぞかけをつくるサービスを提供していますが、ここでは発音でかかるなぞかけをつくっています。

 このサービスをご利用になるお客様はほとんどが人前で声に出して発表することを前提としているからです。

 

 

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